肩こり・首こり解消法>健康保険を使って鍼灸・マッサージができる

健康保険による鍼灸治療が認められている疾患
自動車事故による頸椎やその周辺の打ち身や捻挫などをむち打ち症
と言うことが多いですが、“外傷性頚部症候群”や“頚部捻挫”と
して傷病名がつけられる事の方が多いと思います。
自動車事故の他には、サッカーやラグビーといったスポーツによる
外傷によって引き起こされる場合もあります。
健康保険による鍼灸治療で認められている疾患名は以下の通りです。
鍼灸治療の場合
1.神経痛
2.リウマチ
3.五十肩
4.腰痛症
5.頸肩腕症候群
6.頸椎捻挫後遺症（むち打ち症）
7.その他

まず、医療機関の医師から、上記の疾患のいずれかであり鍼灸の治療
が必要である旨の診断あるいは同意を文書で受けていることが必要です。
自己判断で勝手に鍼灸治療を行わない事です。必ず担当医に相談しま
しょう。
さらにその疾病に関して、先に医師の治療を受けていることが条件に
なります。
鍼灸による治療期間は、医療機関（病院若しくは診療所）で同じ疾患
で保険給付を絶対受けないことです(他の疾病の治療にかかる保険給付
は受けられます)。
マッサージの施術治療の場合
1.関節拘縮
2.筋麻痺
疾病にかかわらず、医師から、上記の症状のいずれかでマッサージが
必要である旨の診断若しくは同意を文書で受けていることが必要です。
こちらも上記同様、自己判断で勝手にマッサージ治療を行わず、必ず
担当医と相談してください。
さらに上記の症状に関して、先に若しくは並行して医師の治療を受
けていることが重要です。つまり医師の治療と並行して給付されます。

上記に述べてありますが必ず診断書若しくは同意書が必要になります。
健康保険ではり・きゅう・マッサージの治療を受ける条件として、
鍼・灸・マッサージの治療が必要である旨の医師の同意を文書で受けて
いることが必要であり、これを記したものが同意書です。
なお、同様の内容の診断書がすでにある場合には診断書でも構いません。
同意書の様式は、病院や診療所、施術院などに用意されていることも
あると思いますので確認してみてください。
最初に医師の同意を受けてから3ヶ月経過ごと(あんまマッサージ指
圧師による変形徒手矯正術の場合には1ヶ月経過ごと)に再度同意が
必要になります。
但し、2回目以降の同意は書面でなく、口頭でも良いとされています。